【2020年7月公表】BtoB EC市場調査|年間350兆円を突破

Posted by bruu hacks 編集部 on 2020/07/29 11:01:31

経済産業省は7月22日、2019年度の電子商取引(EC)に関する市場調査結果を発表しました。国内のBtoC EC(消費者向け電子商取引)の市場規模は、前年比7.65%増の19.4兆円となり、BtoB EC(企業間の電子商取引)の市場規模は、前年比2.5%増の353兆円に拡大しています。

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出典:令和元年度 内外一体の経済成長戦略構築にかかる 国際経済調査事業 (電子商取引に関する市場調査)

EC化率にさらなる伸び

上記の販売金額ベースの増加もそうですが、EC(eコマース、電子商取引)の浸透を確認できる数値であるEC化率は31.7%(前年比1.5ポイント増)となりました。業界別の前年比数値では、特に”食料品製造業”において売上高の拡大(9.0%増)、EC化率の増加(3.7%増)と双方の数値での比較的大幅な上昇がみられました。そのほか市場規模の拡大が顕著であった業界は「建設・不動産」、「小売」があげられます。いずれの業界もコロナ禍の負の影響が心配されるところですが、リモートワークの推進によるEC化が加速することも予想されます。

 

EC市場規模の算入範囲

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出典:令和元年度 内外一体の経済成長戦略構築にかかる 国際経済調査事業 (電子商取引に関する市場調査)

BtoB ECの市場規模における算入範囲が上記図2-3の:EC市場規模の算入範囲です。

図示されているもののうちBtoB ECの対象となる取引は下記のとおりです。

  • 最終製品メーカーから海外メーカーへの輸出販売
  • 部品メーカーから最終製品メーカーへの販売
  • 最終製品メーカーから卸売企業への販売
  • 最終製品メーカーから小売企業への販売
  • 卸売企業から小売企業への販売

海外メーカーとの取引も参入対象となっていますが、「海外メーカーから最終製品メーカーへの輸入販売」は対象外となっています。

このようにまとめて見てみるとBtoB ECの取引にも多様な形態が含まれることがわかりますが、それだけにEC化を広めるには一筋縄ではいかないところも見てとれます。

 

ECにおける定義一覧

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出典:令和元年度 内外一体の経済成長戦略構築にかかる 国際経済調査事業 (電子商取引に関する市場調査)

電子商取引にまつわる言葉について経済産業省では上記のとおり定義をまとめています。狭義と広義のどちらもコンピューターネットワークシステムを介したものとされていますが、狭義においてはインターネット技術を用いていることが含まれているという違いがあります。

 

参考:

 

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Tags: BtoB ECとは BtoB EC市場